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30代の多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)もちの人はかなり多いといわれています。不妊の中でも、20~30%がPCOSです。AMH検査という卵子の数を調べることができる検査があるのですが、PCOSだと排卵しないから卵子の数は多いと思われるかもしれませんが、実は違います。そして、未成熟卵子が卵巣に残っているので卵子の質も悪くなっています。つまり受精しにくくなっているということです。卵子は、睡眠を誘うホルモンであるメラトニンがかかわっていたりします

PCOSではない人でも年齢とともに卵子の質は下がってきますが、PCOSの人はさらに老化しやすいです。では、卵子の数を調べることのできるAMHや卵子の質についてご説明していきます

 

AMH検査で卵子の数がわかる?

AMHを知っていますか?

自分の卵巣にどれくらいの数の原子卵胞が残っているかを調べる血液検査です

AMH(アンチミューラリアンホルモン、抗ミュラー管ホルモン)は、卵胞から分泌されるホルモンとなります。このホルモンが血液の中にどれくらいあるかで卵の数を測定します。ちなみに、保険適用外で検査料金は、5000~10000円前後です

卵の数を測定するのであって、妊娠率には関係しないです。このAMHをすることで、この先どれくらい不妊治療ができるのか?、早発閉経しているのか?などを知ることができます。

卵子がなければ、受精はできないのですから、妊娠もあり得ません。ただ、ほとんど卵子がない人でも、治療をすることで、妊娠に至ることもありますから、年齢のほうが大きく妊娠を左右します

【実は】PCOSは、AMH数値が高い「卵子の数が多い」とでるけど・・・。

AMHは、若い年代は、数値が高くなるのは当たり前と思うかもしれませんが、実はそうではありません。

AMH数値5.0ng/ml以上だとPCOSの可能性がでてきます。

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)は排卵できずに卵巣にたくさん未成熟の卵子が溜まっている状態ですから、それをAMH検査が反応してしまうのです。

つまり、排卵しなかった卵子や原子卵胞が卵巣に残っているから、AMH数値は高くなるのであって、それは卵子の質がよくないことがあります

 

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PCOSはメラトニンが不足しがちで卵子が酸化しやすい

PCOSは、卵子が老化しやすいといわれています

その1つの理由に、メラトニンの分泌がすくないからです。メラトニンは睡眠を誘うホルモンなので、どうしてPCOSと関係があるの?と思うかもしれませんが、メラトニンのもう1つの作用として、抗酸化作用があります。

卵巣の中にもメラトニンは存在するのですが、少ないということは、卵子が酸化しやすくなっているということになります。

 

メラトニンについては詳しくはこちら<<<

肥満でもAMHは低下するって本当?

不妊や多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)で悩んでいて、BMIが25以上の人は、体重を落とすことで妊娠しやすくなることがあります。

脂肪細胞からレプチンというホルモンが分泌され、肥満時はこのレプチンが多く分泌することがあります。レプチンの数値が高いことで、卵胞の発育を抑えてしまうことがあるといわれています。つまり、AMH数値が下がってしまいます。

肥満は、妊娠中も妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病になりやすい傾向にありますから、できるだけ体重を減らしておくことが重要です

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年齢とともに誰でも卵子の質は老化していく

AMHで調べた卵子の数では、卵子の質がどうなのか?受精・着床はうまくいくのかはわかりません。 
ただ、年齢が進むと、AMHの数値は下がってきます。

そのため、AMHの数値が低いと妊娠の確率も低くなると考えてしまうのですが、妊娠の確率はやはり年齢が進むことが原因で低くなっていきます。

年齢によって卵子の質が低下するのは誰でも当てはまることです。

30代からは卵子の老化が急激に早まってくるといわれています。そのため、卵子の老化をおさえるためにも、規則正しい生活をして、抗酸化作用のあるものを摂りいれたり、血流をよくしておくことで、卵子の質の低下を遅らせることができます

甘いものを控えると妊娠率があがるの!?<<<

胎児(女の子)の時点で、原子卵胞の数は約700万個、出生時で約200万個と決められており、活動を休止して、動くのを待っています。思春期(女)には、約30万個にまで減っており、1回、排卵するために約1000個の原子卵胞が活動します。

原子卵胞(約1000個)は、一次卵胞⇒二次卵胞⇒前胞状卵胞(約20個)⇒胞状卵胞⇒成熟卵胞(1個)と変化して育っていき、半年ほどかかるともいわれています。

 

1個排卵するまでに多くの原子卵胞を使うことになりますし、年齢が30歳であれば原子卵胞の30年経過しているということですから、老化はしていきます。

そして、原子卵胞が2万個前後になると、排卵時に使う卵胞を減らしていきます。その時期が、約37歳前後といわれているため、急激に妊娠しづらくなるのが30代後半からということになります。

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)は卵子の老化が早まりやすいですが、若いからいつでも妊娠できるというのは間違いです。できるだけ、規則正しく生活し、不規則になるのであれば、サプリなどで補うのもおすすめです

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