10dainoseiritunogenin10代で初潮がきてから生理痛や生理不順が起こっている人もいます。この原因の1つに多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)があります。10代は子宮が完成していませんから、生理トラブルは起こりやすいです。様子を見ながら婦人科で診てもらうのもおすすめです

 

初潮はいつごろはじまるのが平均的?

初潮は、その子の体型などで変わってくるのですが、おおよそ10歳~15歳が多く、12歳前後が最も多いといわれています。

身長が急に伸びると、前兆とも言われています。それは女性ホルモンが骨の成長にかかわっているからです。また、体脂肪も関係してくるようで、女性の丸みをおびた体型になってくると初潮がきやすくなります。

卵巣内の卵胞が成熟するようになり、エストロゲンが分泌されます。すると、乳房や陰毛・わき毛(恥毛)、子宮内膜の増殖がはじまります。

10歳未満は、早発月経といわれ、16歳以上は遅発月経といわれています。

18歳でも初潮がこない場合は、原発性無月経といいますが、染色体異常や性器の異常の可能性もあります。

10代の生理痛や生理不順はどうして起こるの?

10代の初潮以降、生理痛がひどかったり、生理周期が安定しないという子がいます。これは、10代では当たり前のことではあります。

10代は、まだまだ子宮が完成されていません。初経以降は、無排卵性出血です。そして、20歳前後に排卵周期が整ってくることになり、生理が正常になります。

初経から5年前後は無排卵のことが多いので、若年性出血が起こりやすくもなります。

エストロゲンが分泌しているので、子宮内膜は厚くなっているのですが、排卵しないため、出血となって出てきます。

これは、大人にもあり、大人では機能性出血と呼びます。

10代はまだ子宮が完成していませんから、子宮口も硬く小さいといわれています。しかし、子宮内膜がはがれおちて月経が起きると、子宮の出口から外に出す力によって痛みが出たり、腹痛、吐き気の症状が出る子がいます。また、子宮が収縮することで生理痛を感じる子もいます

10代で生理痛がひどいと、稀に「子宮内膜症」ということもありますから、様子をみて婦人科を受診する必要があります

PCOSは10代から生理不順の人が多い

10代後半、高校生から大学生くらいにかけて、生理周期も安定してくるのが通常なのですが、初潮時から生理痛や生理不順に悩まされている人もいます。

そのような人に多いのが、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)です。

これは、卵巣内に未成熟で排卵できなかった卵子が溜まっていくのですが、生理不順の女性に多いです。PCOSの原因ははっきりと解明されていませんが、男性ホルモンが多かったり、血糖値が高めだったりすることがあります。

まだ、毛深かったり、ニキビが多かったり、太っているのも多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の傾向があります。

このような症状に似ているようであれば、婦人科を受診して、薬などで治療することで症状の緩和ができます。

10代ですと、妊娠希望でなければ、低用量ピルで生理周期を正常にする治療をします。

生理不順は早めのケアを

生理不順を「ラクチン」とずっと放置している人もいるのですが、そうすると妊娠しづらい体になってしまいます。卵巣の機能が低下し、排卵しない体になってしまい、治療にも期間が必要になります。

生理不順を早めに対処すれば、早く解決できます。

ただ、女性ホルモンは、ストレスや睡眠不足、不規則な食生活でも、すぐに影響がでます。

ダイエットのしすぎでも生理が止まります。(体重減少性無月経)

過度な運動でも生理がこなくなることがあります(運動性無月経)

10代のころは、学校や家のことで、いやなこともあったりするでしょうから、ちょこちょこ生理不順や生理痛は起こることがあります。毎日の生活に影響せず、20歳になっても生理周期が安定しないのであれば、婦人科に相談してみるといいですね

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